私は建築系の大学を出て、ハウスメーカーに就職した後、不動産屋で働いている時に永冨社長を紹介をされたのがきっかけです。

正直に話すと、お話をいただいた時にはまったく入るつもりはなかったんです。
以前の事務所があった場所は電車通勤するには不便な場所だったので、お断りする可能性があることを前提にお話を伺いました。

そしたら、話を聞いた瞬間、全てが面白そうだったので「入社したい！」と即答していましたね。

ハウスメーカーでは既に決まったプランを組み合わせて考えることしかできなかったんです。
どちらかというと「家を買っていただく」「商品を買っていただく」というスタンスでしか仕事ができませんでした。
それが0から建物づくりに関わることができ、お客様に合わせてまったく違う建物を提案できるというのが楽しそうでしょうがなかったんです。それから13年経ちましたが、やはり楽しんで働けてますね。

コーディネーターとして入社したのですが、勉強をし続けて建築士の資格を取り、設計も携わるようになりました。
そうなると仕事がより一層楽しくなってきます。
一般の企業では、営業・設計・積算・現場と細かく分業になっていますが、永冨では緩やかに全てに関わる事ができます。これはこれで大変なんですが、建築について多面的な知識と経験を得る事ができるので、自分でできる事が確実に広がります。

私たちは家を建てていますが、本当に叶えているのは「そのご家族の理想の暮らし」です。

これまでずっと営業畑で過ごしてきました。
自動車ディーラーや不動産の賃貸営業などを経験し最終的には住まいに携わる仕事をしたいと思い、前職は建売のメーカーに勤めていました。

本当は前職へ転職する同じタイミングで永冨社長からもお声がけをいただいていたんですが、お互いのタイミングが合わずに一度は建売メーカーへ勤めることになったんです。

ただ、希望していた住宅業界だったのに、前職で得たのは失望だけでした。
「建売とはこんなものだから...」という半ば諦めに近いような感情が社内に蔓延しており、お客様に対して自信を持って売っていない。クレームが入ったとしても「そういうものです」という論調で進める体制に違和感をずっと感じていました。

入社して感じたのは、注文住宅の営業は特殊ということです。
売買や賃貸の仲介はやってきたのですが、どのアプローチ方法も通用しませんでした。
そこで、あらゆる展示場に行って他の会社の営業手法を聞いた結果、なんとなくアプローチの仕方がわかってきました。
それからは、実践を繰り返しながら現時点でも未完成ながら最適なアプローチの方法が確立できました。
このノウハウをこれから入社してきた方には率先して渡して行きたいと思っています。それを共に磨き上げ、自分の形にしてもらうのが今の楽しみです。

私は文系の大学で勉強をしていましたが、どうしてもものづくりがしたかったので、建築系に絞って就職活動をしていました。たまたま見つけた永冨の求人票を見つけて入社したのがきっかけです。

今は現場監督として毎日現場を行き来しながらやりがいを持って働けています。

と簡単に言いましたが、やはり最初は苦労もしました。
全く何もできない状態からスタートして、4〜5年経って一通りわかるようになり、そこから仕事がどんどん楽しくなっていきましたね。少しずつですが、自分が成長している実感がわかるので楽しく仕事ができています。

現場監督の主な仕事は工程管理です。
建物を建てている間、様々な職人さんが出入りします。建物をいつまでに建てなければいけない工期もあります。
この工期に合わせ、職人さんが仕事をしやすいようにスケジュールを立て、職人さんたちが図面通りに仕上げているかを確認して建物を立てるのが私の仕事です。

最大のやりがいは、建物の引き渡しの時「イメージ通りに仕上がった！」「想像通りの家ができた！」とお施主様が喜んでいるのをみる時です。
それ以外にも日々スケジュール通りに出来上がっている建物や、自分が設計した部品が実物になった時、それが綺麗に収まった時など、毎日楽しさや成長を実感することができます。

元々は全く別の業種・業界から縁があって永冨に就職をすることになり、これで7年目を迎えました。
現在、住宅やマンションの家具・棚・下地になる木材、和室の敷居や鴨居などの木工品の制作をしています。

全くの未経験だし、自分は不器用な方だと思っています。
それでも面白そうだと思い、せっかく声をかけてもらったのでチャレンジしてみようと思ったのが入社のきっかけです。

師匠となる人もおらず、時には大工の方から教えてもらう事もあったのですが、ほぼ自分一人で試行錯誤を重ねながら、ここまでやってきました。入社した当時は、今よりも仕事に余裕があったのでなんとかできていたんでしょうね。

振り返ってみると、自分でもよくやれたなというのが本音です。（笑）

最初は図面の見方もわからなかったので寸法通りに作っていたのですが、現場で収めてみると、思うように収まっていない。
家具は最後に収めるものなので、部屋に貼られているビニールクロスの厚みによって少し小さめに作らないといけないということがわかりました。それ以降は現場監督の方に部屋の状況などを聞きながら、最適な寸法を考え、作るようになりました。

7年かけてやっと仕事ができるようになってきたなと感じていますが、同時にまだまだ奥が深いです。
最近は色々な物がスムーズに作れるようになって来ましたが、今でも難しく、そしてやりがいを感じるのは和室の加工材を作ることです。和室の加工材は「木の目利き」が必要です。教えてもらえる人がいない中、どうやって木を扱えばいいのかを試行錯誤している段階です。