建物の高さに規制がかけられる第一種低層住宅専用地域に住むお施主様。さらに、敷地の二面が道路に接する角地で、その地における建築制限もあるという厳しい条件が重なっていました。
そんな条件下で、それぞれのプライベーと空間と娘さんのバレエルームを確保するため3階建てを選択。各フロアの天井高が限られる中、それを感じさせない伸びやかな印象の家に仕上がりました。
東西方向から採光を確保したリビング。バルコニーに面する東側は大きな掃き出し窓、隣家に面した西側はFIX窓を設置。
テレビが掛けられた壁で、隣家の視線をシャットアウトしています。
建物の高さ制限のため、家族の共有スペースがあるLDKは梁見せ天井にすることで、通常よりも天井高が取れ、開放感もアップ。梁に濃い色のクロスを貼ることで、空間にメリハリがつき、奥行き感がでる効果もあります。
また、S造の特性を生かし、柱のない広々とした空間が実現できました。
キッチンの目の前に1階と3階をつなぐ階段があり、帰宅したお子さんと目線が合うようになっています。
読書好きのお施主様ご家族。家族全員分の本を収納する場所を設けました。
階段途中の本棚は、デザイン性、機能性ともにバツグン。
リビングにあるテレビの裏側の本棚は、目につかない場所に収納できるので、LDKはいつまでもスッキリ。
バレエを習う娘さんが練習する1階のトレーニングルーム。
鏡の引き戸の中は収納になっています。
洗面所は3階にレイアウト。
各居室の中央にあるので、朝の身支度がしやすくなっています。
草花がはめ込まれているクリエイションパネルで、来客をおもてなしする玄関。
軒下天井は板張り仕上げ。高級感を生み出しています。