住み慣れたエリアに新居を建てたいと考えていた施主様。見つかったのは、三角形に近い約30坪の変形敷地で、四方を住宅に囲まれた土地でした。こんな形状の土地でもお家が建つのだろうか・・・と半信半疑だった施主さまに三角形の敷地に沿ったプランをご提案させていただきました。
施主さまからのご要望は、駐車スペースを2台分確保することと、日あたりの良いLDK。そして、また、土地の形にとらわれるのではなく、どんな暮らしがしたいか、どんな生活ができるか、に目を向けていただけたからこそのお家が完成しました。
緑のガルバリウム鋼板と木を組み合わせた外観デザイン。すっきりとしたたたずまいの中に温かみが感じられる。
ご要望どおり2台分の駐車スペースのほか、外部収納も確保している。
駐車スペース隣に、ビルトインガレージならずビルトイン収納を。
シャッター付きで便利。
できるだけ光が差し込むように、家族で過ごす時間の多いLDKを2階に配置。
隣家に平行ではなく斜めに配置し、距離を確保することで、南側の大きな掃き出し窓から採光を充分に取り入れることに成功。
日当たりがよいので冬でも暖かく過ごすことができる。
キッチン奥には奥様の希望を叶えたパントリーとワークスペースを。
シンプルなリビング。
テレビは壁掛けにし、テレビ裏にバックスペースを確保。
壁掛けテレビの裏側にHDDレコーダーやテレビまわりのごちゃつきがちなものを収納できる棚をつくり、間仕切り壁で目隠し。
建物の端部の三角形のスペースが子ども部屋。
将来の変化を考えて、あえて子ども部屋はつくり込まず。
1階に配置した主寝室。
建物の端部の三角形の部分を利用してウォークインクローゼットを配置。
狭小地とは思えない収納力。
玄関から眺めて。空間を遮らないよう階段はスケルトンに。
スケルトン階段のまわり部分下に壁を取り付けて収納に。
玄関からは見えない工夫。
1階に浴室や洗面などのサニタリー、主寝室をコンパクトにまとめて配置。
鏡のまわりにアクセントクロスを貼り、木枠で囲えば特別な空間に変身。
自然素材を取り入れることで温かみを感じる。
モスグリーンのクロスで落ち着きのあるトイレ。
トイレは少し手前に設置し、タンクの裏側を収納スペースとして活用。